今日は私なりの4コマ漫画の描き方をまとめてみます。

2.思いついたシチュエーションをそのまま書く
とりあえず、思いついたシチュエーションをメモに書き出します。多少おかしくても良いです。勢いが大事。
3.会話の流れを確認・修正
先ほどはパッションの自分に任せましたが、ここでは理性の自分に頑張ってもらいましょう。
会話に矛盾がないか、展開に無理がないか、言いたいことがズレていないか等をここで冷静に確認します。
よく見なくても、見事に言いたいことがズレていますね。
私は「エイダンの死ねと言わないシュールさ」を伝えたかったのに、いつの間にか主題が「ライアンの口の悪さ」にすり替わっています。
また、ライアンが暴言を吐く経緯が見えないので、シンプルにただの口の悪い少年になってしまいました。突然キレる若者感あるな。
そして、エイダンの最後のセリフも唐突で、頭の中で独自理論を組み立てていきなり説教を始める酔っ払いのようになっています。シラフに戻しましょう。
まず、不必要な台詞を削ります。
ライアンの口の悪さにフォーカスを当てたいわけではないので、2コマの「畜生」の台詞は削ります。
また、3コマのエイダンの説教は口の悪さを咎めるのではなく、「死ね」と言ったことへの指摘へ変更。
そして、問題になる発言は説教の直前にくる方が展開がスムーズなので、1コマ→2コマへ「死ね」の台詞を移動します。
すると、1コマがぽっかりと開くので、ライアンがなぜその暴言を吐いたのかを軽く状況説明ができるよう、攻撃を促すコマにしました。
絵から描いていた時期もありました。
ですが、絵から描くと気合を入れたところが台詞で隠れるということが度々ありました。すごくむかつきます。
なので、それを防ぐために最初に台詞を全て配置してしまいます。
見せたい部分が吹き出しに干渉しないようにキャラや物を配置します。
この時はどうするか細かくは決めていません。なんとなく、こんなふうな画面かな〜?と雰囲気で決めています。気が変わるかもしれないし。適当でいいです。
7.下描きをする
次工程がペン入れなので、ペン入れの私が泣かない程度にしっかりめに描きます。
あくまでしっかりめなので、そんなにしっかり描いてはいないことが多いです。上手く描けないと嫌になっちゃうし、めんどくさいから。
ペン入れする時にガイドになるくらいで十分だと思います。あとはペン入れの私が頑張ります。
8.ペン入れをする
特筆することはありません。ペン入れ工程です。今まで雑に描いてきた場所のツケを払う時が来ました。しっかり下描きを描いた箇所は救われます。資料を見ながらいっぱい唸りましょう。下描きが不十分で頑張っても描けない時は、赤色とかで必要な箇所だけガイドを引いて描くと楽です。それっぽく見えれば勝ちです。
これも特に言うことはありませんね。感覚で好きにやっちゃいましょう。コマごとにトーン濃度が違っていると見栄えが良くないので、そこだけ気をつけるといいかも。覚えられない場合はメモるといいです。私は記憶力がニワトリなのでメモっています。
10.背景を描く
背景を描くと書きましたが、私はほぼ描きませんでした。
私のお気に入りの素材でも貼っときますね。
気をつけている点としては、目立つ背景は一コマだけにすることくらいでしょうか。
集中線や黒ベタ背景は見せ場だぞ!という印象があるので、2コマ以上あるとうるさい感じがします。
また、本にする場合は気づいた時だけですが、見開きで黒ベタ背景が隣り合った位置に来ないように調整はしています。単調な印象を受けるので…。
同じ理由でトーン被りもできるだけ避けたいですね。
「こいつ、このトーンめっちゃ好きだな…」と悟られないように散らばせています。バレてるかもしれないけど。
そうなった場合は片方を変えるか、別の4コマを置きます。
11.仕上げ
これで4コマは完成です。お疲れ様でした。
思っていたよりもたくさん工程がありましたね。
1.ネタを考える:何が面白いと思ったのかを考え、伝えたいことを明確にする。
2.シチュエーションの書き出し:思いついた情景を書く。
3.ストーリーの推敲:会話の流れの違和感や伝えたいことの趣旨がずれていないかを確認し、修正。
4.コマ枠に台詞を配置:コマに台詞を配置し、吹き出しで埋まるスペースを確認。
5.台詞のバランスを確認:画面のバランスを見ながら台詞を編集。冗長な台詞はカット。
6.ラフを描く:吹き出しを避け、キャラの配置場所を決定。
7.下描き:ペン入れのガイドになる程度に適度に描き込み。
8.ペン入れ:下描きに沿ってペン入れを行う。必要に応じてガイドを引くと良い。
9.トーン・ベタ:トーンを貼り、ベタを塗る。トーン濃度が不揃いにならないように注意。
10.背景を描く:トーン、ベタ、集中線等で背景を埋める。黒ベタ、集中線は多用しない。
11.仕上げ:必要に応じて、効果音の追加、フォント・吹き出しの色・文字の大きさを変更。
こんなにすっきりまとまるなら、あんなに長々と書かなくても良かったのでは?笑
文章にしてみたら自分は思っていたよりも、色々考えて描いていたのだな~と気付きがあって面白かったです。こんなに体系化してたんだ。すご。
「めんどくさい!!」と思ったことをどんどん潰して、自分なりに効率化していった結果、こういう形に収まりました。
絵の良し悪しは置いておいて、台詞がぎちぎちで読みづらいことが分かると思います。
こういうことです。
思い浮かんだ台詞をそのまま推敲せずに書いているので、だらだらとキャラが語っています。
1コマ目の右の男の台詞なんて「新商品たっけえ~!仲間に金持ちがいりゃ全部買えんのに!」で十分です。ごたごた言ってんじゃねえ。

漫画を描き始めたのは最近ですが、4コマ漫画を結構たくさん描いてきたな~と自分の同人誌を見ながら思いました。
描き方を調べるのはめんどくさかったし、別に本にするくらいしっかり描く予定はなかったので、なんとな~く雰囲気で自己流で描いてきました。
しかし、あれこれ試行錯誤をし、最近は自分の定番の描き方が定まってきたなと感じたので、手順をまとめてみようと思いました。
手順をまとめてみることで、改善点が見つかったり、将来描き方が変わった時に比較できて面白いのではないか…なーんて真面目なこともちょっとは思っていたりはしますが、単純に手順書作るの大好き人間だからまとめます笑
そんなに意識高くないです。自分が楽しいから書くやつです。お優しい方は、私の自己満足にお付き合いいただけますと幸いです。
長くなると思うので、長文を読むのが嫌な方は、まとめをどうぞ。下記からまとめに飛びます。
描き方を調べるのはめんどくさかったし、別に本にするくらいしっかり描く予定はなかったので、なんとな~く雰囲気で自己流で描いてきました。
しかし、あれこれ試行錯誤をし、最近は自分の定番の描き方が定まってきたなと感じたので、手順をまとめてみようと思いました。
手順をまとめてみることで、改善点が見つかったり、将来描き方が変わった時に比較できて面白いのではないか…なーんて真面目なこともちょっとは思っていたりはしますが、単純に手順書作るの大好き人間だからまとめます笑
そんなに意識高くないです。自分が楽しいから書くやつです。お優しい方は、私の自己満足にお付き合いいただけますと幸いです。
長くなると思うので、長文を読むのが嫌な方は、まとめをどうぞ。下記からまとめに飛びます。
→まとめ
詳細が気になるかも!と思ったら戻ってみてくださると嬉しいです。
では、手順を紹介していきます。
1.ネタを考える
CV粗暴の言葉遣いが悪すぎるのに、「死ね」という台詞はないのが意外だなとずっと思っており、「死ね」とは言わない信念のようなものがあるのだろうか…と感じていました。
一方、CV冷然は「死ね」とストレートに言います。普通は逆じゃないか?と面白く感じたため、それを4コマにしてみようと考えました。
では、手順を紹介していきます。
1.ネタを考える
CV粗暴の言葉遣いが悪すぎるのに、「死ね」という台詞はないのが意外だなとずっと思っており、「死ね」とは言わない信念のようなものがあるのだろうか…と感じていました。
一方、CV冷然は「死ね」とストレートに言います。普通は逆じゃないか?と面白く感じたため、それを4コマにしてみようと考えました。
2.思いついたシチュエーションをそのまま書く
とりあえず、思いついたシチュエーションをメモに書き出します。多少おかしくても良いです。勢いが大事。
3.会話の流れを確認・修正
先ほどはパッションの自分に任せましたが、ここでは理性の自分に頑張ってもらいましょう。
会話に矛盾がないか、展開に無理がないか、言いたいことがズレていないか等をここで冷静に確認します。
よく見なくても、見事に言いたいことがズレていますね。
私は「エイダンの死ねと言わないシュールさ」を伝えたかったのに、いつの間にか主題が「ライアンの口の悪さ」にすり替わっています。
また、ライアンが暴言を吐く経緯が見えないので、シンプルにただの口の悪い少年になってしまいました。突然キレる若者感あるな。
そして、エイダンの最後のセリフも唐突で、頭の中で独自理論を組み立てていきなり説教を始める酔っ払いのようになっています。シラフに戻しましょう。
まず、不必要な台詞を削ります。
ライアンの口の悪さにフォーカスを当てたいわけではないので、2コマの「畜生」の台詞は削ります。
また、3コマのエイダンの説教は口の悪さを咎めるのではなく、「死ね」と言ったことへの指摘へ変更。
そして、問題になる発言は説教の直前にくる方が展開がスムーズなので、1コマ→2コマへ「死ね」の台詞を移動します。
すると、1コマがぽっかりと開くので、ライアンがなぜその暴言を吐いたのかを軽く状況説明ができるよう、攻撃を促すコマにしました。
これでライアンは攻撃する時にだけ口が悪い少年、エイダンはシラフに戻りましたね。良かった良かった。
4.コマ枠に台詞を配置する
4.コマ枠に台詞を配置する
絵から描いていた時期もありました。
ですが、絵から描くと気合を入れたところが台詞で隠れるということが度々ありました。すごくむかつきます。
なので、それを防ぐために最初に台詞を全て配置してしまいます。
また、台詞で埋まるスペースを把握することで省エネで描いていい場所、描き込んだ方がいい場所が見えてきます。作業コストの把握と削減の観点から見ても、台詞から置いた方が良いと思っています。
5.台詞のバランスを見る
今回はたまたま綺麗に収まりましたが、打ち込んでみて長いなと思ったら台詞を圧縮します。
私はマイルールで基本3行以内に台詞を収めています。どうしても長くなる場合は、吹き出しをもう一つ増やします。
あまり長くなると読みづらいし、見た目も悪いからです。それに、4コマを読む人って長い台詞って読みたくないのではないだろうかと思っているので…個人的配慮です。
圧縮する時のポイントとして、短くしたいからといってキャラが使わなさそうな言葉は使わないようにしています。作者が無理に台詞を言わせているような不自然さを防ぐためです。どうしても圧縮できないなら、吹き出しを増やした方がマシです。
枠が狭くてどうしても増やせない場合は、4コマ向きではないということで諦めるか、全体の構成を見直します。場合によっては、2本に分割して描くこともあります。
また、逆にセリフが短くて画面がスカスカになるようであれば台詞を足します。
5.台詞のバランスを見る
今回はたまたま綺麗に収まりましたが、打ち込んでみて長いなと思ったら台詞を圧縮します。
私はマイルールで基本3行以内に台詞を収めています。どうしても長くなる場合は、吹き出しをもう一つ増やします。
あまり長くなると読みづらいし、見た目も悪いからです。それに、4コマを読む人って長い台詞って読みたくないのではないだろうかと思っているので…個人的配慮です。
圧縮する時のポイントとして、短くしたいからといってキャラが使わなさそうな言葉は使わないようにしています。作者が無理に台詞を言わせているような不自然さを防ぐためです。どうしても圧縮できないなら、吹き出しを増やした方がマシです。
枠が狭くてどうしても増やせない場合は、4コマ向きではないということで諦めるか、全体の構成を見直します。場合によっては、2本に分割して描くこともあります。
また、逆にセリフが短くて画面がスカスカになるようであれば台詞を足します。
スクショを取りそびれましたが、今回は「あと一息だ!」を足しました。
画面のバランスを見て文字量を決めています。
6.配置を決める(ラフ)
画面のバランスを見て文字量を決めています。
6.配置を決める(ラフ)
見せたい部分が吹き出しに干渉しないようにキャラや物を配置します。
この時はどうするか細かくは決めていません。なんとなく、こんなふうな画面かな〜?と雰囲気で決めています。気が変わるかもしれないし。適当でいいです。
7.下描きをする
次工程がペン入れなので、ペン入れの私が泣かない程度にしっかりめに描きます。
あくまでしっかりめなので、そんなにしっかり描いてはいないことが多いです。上手く描けないと嫌になっちゃうし、めんどくさいから。
ペン入れする時にガイドになるくらいで十分だと思います。あとはペン入れの私が頑張ります。
8.ペン入れをする
特筆することはありません。ペン入れ工程です。今まで雑に描いてきた場所のツケを払う時が来ました。しっかり下描きを描いた箇所は救われます。資料を見ながらいっぱい唸りましょう。下描きが不十分で頑張っても描けない時は、赤色とかで必要な箇所だけガイドを引いて描くと楽です。それっぽく見えれば勝ちです。
![]() |
| 必要な箇所だけガイドを引くとはこんな感じです。 |
9.トーンとベタで色付け
これも特に言うことはありませんね。感覚で好きにやっちゃいましょう。コマごとにトーン濃度が違っていると見栄えが良くないので、そこだけ気をつけるといいかも。覚えられない場合はメモるといいです。私は記憶力がニワトリなのでメモっています。
10.背景を描く
背景を描くと書きましたが、私はほぼ描きませんでした。
いい感じのトーンを置いてそれっぽくしていきます。
いいんだよ…4コマの主役はキャラクターなんだから(個人の意見です)。
私のお気に入りの素材でも貼っときますね。
気をつけている点としては、目立つ背景は一コマだけにすることくらいでしょうか。
集中線や黒ベタ背景は見せ場だぞ!という印象があるので、2コマ以上あるとうるさい感じがします。
また、本にする場合は気づいた時だけですが、見開きで黒ベタ背景が隣り合った位置に来ないように調整はしています。単調な印象を受けるので…。
同じ理由でトーン被りもできるだけ避けたいですね。
「こいつ、このトーンめっちゃ好きだな…」と悟られないように散らばせています。バレてるかもしれないけど。
そうなった場合は片方を変えるか、別の4コマを置きます。
11.仕上げ
タイトルもできたら入れてしまいましょう。
その4コマ漫画で伝えたかったことを一言にまとめると、いい感じのタイトルになると思います。
最初の案では「言葉遣い」でしたが、この漫画で言いたいのは「CV粗暴の『死ね』とは言わないシュールさ」であり、「言葉遣い」では少しずれている気がしました。
よって、CV粗暴の信念のようなものを感じさせる謎の言葉選びから、「ポリシー」というタイトルにしました。
これで4コマは完成です。お疲れ様でした。
思っていたよりもたくさん工程がありましたね。
あとは全体を見直して、なんとなく気になる言い回しや絵の違和感があったら修正しましょう。
まとめ
上記の内容を一言でまとめます。1.ネタを考える:何が面白いと思ったのかを考え、伝えたいことを明確にする。
2.シチュエーションの書き出し:思いついた情景を書く。
3.ストーリーの推敲:会話の流れの違和感や伝えたいことの趣旨がずれていないかを確認し、修正。
4.コマ枠に台詞を配置:コマに台詞を配置し、吹き出しで埋まるスペースを確認。
5.台詞のバランスを確認:画面のバランスを見ながら台詞を編集。冗長な台詞はカット。
6.ラフを描く:吹き出しを避け、キャラの配置場所を決定。
7.下描き:ペン入れのガイドになる程度に適度に描き込み。
8.ペン入れ:下描きに沿ってペン入れを行う。必要に応じてガイドを引くと良い。
9.トーン・ベタ:トーンを貼り、ベタを塗る。トーン濃度が不揃いにならないように注意。
10.背景を描く:トーン、ベタ、集中線等で背景を埋める。黒ベタ、集中線は多用しない。
11.仕上げ:必要に応じて、効果音の追加、フォント・吹き出しの色・文字の大きさを変更。
こんなにすっきりまとまるなら、あんなに長々と書かなくても良かったのでは?笑
文章にしてみたら自分は思っていたよりも、色々考えて描いていたのだな~と気付きがあって面白かったです。こんなに体系化してたんだ。すご。
「めんどくさい!!」と思ったことをどんどん潰して、自分なりに効率化していった結果、こういう形に収まりました。
皆さんはどんな描き方をしているんでしょうか。
私は設計は全部文字の方がやりやすいのですが、絵から作る人もいるんだろうなあ。
現時点ではこれが私の最適解ですが、もっと楽でいい描き方が見つかったら嬉しいな~と思います。
以下、描き方とは別にちょっと語りたいことをつらつらと書いてゆきます。
私は設計は全部文字の方がやりやすいのですが、絵から作る人もいるんだろうなあ。
現時点ではこれが私の最適解ですが、もっと楽でいい描き方が見つかったら嬉しいな~と思います。
以下、描き方とは別にちょっと語りたいことをつらつらと書いてゆきます。
おまけ
【ワイド4コマと縦2列4コマ】
私はワイド4コマ(1Pにドーン!と描くやつ。今回紹介に使った形式)と縦2列4コマ(1Pに2本並んでいる形式)、両方描いていますが、どっちが良いのかはいまだによくわかりません。描くものによるかも。そんな話をしていきます。
ワイド4コマに向いているのは、キャラクターがたくさん出てきてわちゃわちゃしている話だと思います。画面が広いので、1コマにいっぱいキャラクターが入ります。
また、少人数でも会話のテンポで見せるネタで台詞が多くなる時もこちらが良いのではないでしょうか。
初心者の場合はこちらの方がおすすめだと個人的に思います。私が苦戦したのは、キャラクターの台詞を削ることだったので。横に長ければ、台詞がうまく削りきれなくてもなんとか入りますからね。
ただ、一点嫌なのは、画面が広いがゆえにキャラクターと吹き出しで背景が埋まらなかった場合、背景がスッカスカになることです。あまりに余白があると、トーンで誤魔化しきれないんですよ。しっかり背景描くのも嫌ですね。画面の見せ方にちょっと工夫がいる形式だと思います。
一方、縦2列4コマに向いているのは、キャラクターが少人数かつ、そこまで台詞が多くない話です。
英会話の初級問題くらいのサクッとテンポよく終わる会話なら、迷わずこちらです。
頑張らなくてもキャラクターと吹き出しで画面がみちっと埋まって、ほぼ背景を描かなくていいんです。とっても楽です。
しかし、少しでも台詞が長くなると、この画面の狭さが牙をむいてきます。私は初めての同人誌でこちらの形式を使いましたが、台詞を削る作業に慣れていなかったので、吹き出しに入らなくて終始うんうん唸り続けていました。しんどい。
また、本の形式にするとき、どちらを選んだ方が楽かと言ったら、ワイド4コマだと思います。1Pに1本なので、自由に並び替えが出来て小回りが利きます。
私はワイド4コマ(1Pにドーン!と描くやつ。今回紹介に使った形式)と縦2列4コマ(1Pに2本並んでいる形式)、両方描いていますが、どっちが良いのかはいまだによくわかりません。描くものによるかも。そんな話をしていきます。
ワイド4コマに向いているのは、キャラクターがたくさん出てきてわちゃわちゃしている話だと思います。画面が広いので、1コマにいっぱいキャラクターが入ります。
また、少人数でも会話のテンポで見せるネタで台詞が多くなる時もこちらが良いのではないでしょうか。
初心者の場合はこちらの方がおすすめだと個人的に思います。私が苦戦したのは、キャラクターの台詞を削ることだったので。横に長ければ、台詞がうまく削りきれなくてもなんとか入りますからね。
ただ、一点嫌なのは、画面が広いがゆえにキャラクターと吹き出しで背景が埋まらなかった場合、背景がスッカスカになることです。あまりに余白があると、トーンで誤魔化しきれないんですよ。しっかり背景描くのも嫌ですね。画面の見せ方にちょっと工夫がいる形式だと思います。
一方、縦2列4コマに向いているのは、キャラクターが少人数かつ、そこまで台詞が多くない話です。
英会話の初級問題くらいのサクッとテンポよく終わる会話なら、迷わずこちらです。
頑張らなくてもキャラクターと吹き出しで画面がみちっと埋まって、ほぼ背景を描かなくていいんです。とっても楽です。
しかし、少しでも台詞が長くなると、この画面の狭さが牙をむいてきます。私は初めての同人誌でこちらの形式を使いましたが、台詞を削る作業に慣れていなかったので、吹き出しに入らなくて終始うんうん唸り続けていました。しんどい。
また、本の形式にするとき、どちらを選んだ方が楽かと言ったら、ワイド4コマだと思います。1Pに1本なので、自由に並び替えが出来て小回りが利きます。
縦2列4コマの場合は、後から隣の4コマをやっぱり別の位置に移動したいなと思ったとき大変です。
1つの長いストーリーを4コマ形式で描き進めていくときや、ネタの数が多くてページ数がかさむ場合は縦2列4コマの方がおすすめですが、私のように無秩序な単発ネタが続く形式の4コマ本を作る人間はワイド4コマのほうが後々楽な気がします。
1つの長いストーリーを4コマ形式で描き進めていくときや、ネタの数が多くてページ数がかさむ場合は縦2列4コマの方がおすすめですが、私のように無秩序な単発ネタが続く形式の4コマ本を作る人間はワイド4コマのほうが後々楽な気がします。
先ほど縦2列4コマで苦しんだと話した初めての同人誌の話ですが、やはりこの制約で並びにも苦しみました。無秩序なネタが続くとはいえ、並びにそれなりの統一性は持たせたかったので、季節ネタのページ、日常ネタのページ、ゲームネタのページを決めて1Pに並ぶネタは同じ種類のものとしていました。なので、ネタが1本増えてページが増えると、横に並ぶもう1本の同じ種類のネタも考えないといけないというのがきつかったです。いや、マイルールなのでそんなことしなくても全然いいんですけどね。私はどうしても気になっちゃった。
ただ、本としての見栄え的には縦2列4コマのほうがボリューミーな感じがするので好きです。
ただ、本としての見栄え的には縦2列4コマのほうがボリューミーな感じがするので好きです。
色々話したけど、あくまで自論なので、同じ条件でも人によって最適解は違うでしょう。その時の気分に応じて好きな形式を選べばいいと思います。
まとまりのない締めくくりとなりましたが、まあ本当に人それぞれだと思うので…。楽しくやりましょう。
【私の最悪に読みづらい4コマ】
上記で偉そう(?)に語った私の初期の頃の最悪に読みづらい4コマ漫画を見つけたので、よかったら見ていってください。悪い例の良い参考になるのではないでしょうか。
まとまりのない締めくくりとなりましたが、まあ本当に人それぞれだと思うので…。楽しくやりましょう。
【私の最悪に読みづらい4コマ】
上記で偉そう(?)に語った私の初期の頃の最悪に読みづらい4コマ漫画を見つけたので、よかったら見ていってください。悪い例の良い参考になるのではないでしょうか。
絵の良し悪しは置いておいて、台詞がぎちぎちで読みづらいことが分かると思います。
こういうことです。
思い浮かんだ台詞をそのまま推敲せずに書いているので、だらだらとキャラが語っています。
1コマ目の右の男の台詞なんて「新商品たっけえ~!仲間に金持ちがいりゃ全部買えんのに!」で十分です。ごたごた言ってんじゃねえ。
この頃は他人が読むということを意識していなかったので、自分が分かればそれで良かったんですよね。また、漫画よりも小説に多く触れてきた人間なので、台詞を削るという発想がありませんでした。感情がより伝わるように正確な台詞を書くのは当たり前だと思っていました。
が、時間をおいて後々見直した私が「よみづら…台詞が多いよ」と文句を言いだしたので、今のように削る方針になりました。そして、漫画をちょこちょこ描くことによって、他人の漫画の表現にも目が行くようになり、「漫画って台詞が短いものが多いんだな」と気づいたのもきっかけでした。
とはいえ、全ての台詞を削ったほうが良いとも思っておらず、何かを説明する真面目なコマなどはしっかり文字量があっていいと思います。伝えたい情報とその情報の必要性によりけりで、コマごとに精査していくと良いんでしょうね。
それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
楽しくていっぱい語ってしまいました。
今度はカラーの描き方なんかもまとめてみたいな~。
とはいえ、全ての台詞を削ったほうが良いとも思っておらず、何かを説明する真面目なコマなどはしっかり文字量があっていいと思います。伝えたい情報とその情報の必要性によりけりで、コマごとに精査していくと良いんでしょうね。
それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
楽しくていっぱい語ってしまいました。
今度はカラーの描き方なんかもまとめてみたいな~。











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